ハムゼ・ジャミル・アワド
「糖尿病のための包括的 ICF コアセット」は、国際生活機能分類 (ICF) を応用したもので、糖尿病 (DM) 患者の生活機能における典型的な問題の範囲を表しています。国際生活機能分類 (ICF) は、生活機能と障害に関する情報を記述および整理するためのフレームワークです。健康と障害の定義と測定のための標準言語と概念的基礎を提供します。本研究の目的は、健康情報システム (HIS) の理学療法士 (PT) の観点から、検証済みの DM 向け ICF コアセットを使用して行動喚起のフレームワークを提示することです。11 か国から 22 人の理学療法士が第 1 ラウンドに回答し、23 人の理学療法士が第 2 ラウンドと第 3 ラウンドのデルファイを完了しました。理学療法士は 49 の ICF カテゴリについて合意に達しました。 36/49 (73%) の ICF カテゴリが DM の ICF コア セットに含まれていますが、13/49 (27%) のカテゴリは DM の ICF コア セットに含まれていません。5 つの概念が、まだ詳細なカテゴリに分類されていない個人的要因の ICF コンポーネントにリンクされていました。PT の観点から見た DM の ICF コア セットの妥当性が裏付けられました。ICF は、DM 分野の PT に効果的なフレームワークを提供すると思われます。したがって、HIS でこのようなフレームワークを使用し、臨床診療に適用する価値はあります (図 1)。