劉雪琴
海洋生物抗酸化ペプチドは、現代のバイオメディカルなどの学際的研究のホットスポットとなっている。本研究では、エビペーストの凍結乾燥粉末を原料として使用し、エビペースト原料から分離されたプロテアーゼ産生株によって産生されたプロテアーゼを加水分解した。合計10gのエビ粉末を50mLの蒸留水に溶解し、1M HClを使用して溶液のpHを6.0に調整した。次に、酵素と基質の比率でST-1プロテアーゼを加えた。混合物を振とうしながら50 ℃でインキュベートした。6時間のインキュベーション後、混合物を100 ℃で15分間加熱してST-1プロテアーゼを不活性化した。アルコール沈殿:溶液を40 ℃に冷却し、回転蒸発させて水を除去した。次に無水エタノールを加え、溶液を12時間静置した。溶液を8000rpmで15分間遠心分離し、上清を真空下で乾燥させてエビペーストペプチド(SP)を得た。これをゲルカラムG-25で分離精製した。抗酸化活性試験の結果、成分3が高い抗酸化活性を示した。成分3を回収し、逆相高相液相(RP-HPLC)で分離して4つの成分を得た。単離された抗酸化ペプチドは、高いDPPH消去活性、比較的良好な水酸化物ラジカルおよびスーパーオキシドアニオン消去活性を示した。抗酸化ペプチドは、医療、化粧品、化粧品、食品用途での幅広い開発の見込みがある。